北京市は2020年までに人口を2300万人以内に抑制する方針です。中心地区（6区）の常住人口を15％減少させるため、通州区に行政副都心を設置することを決めました。

　北京市は人口密集や交通渋滞、公共資源の不足など、都市問題を解決するため、行政副都心づくりを加速させ、2017年に著しい成果を収めるように努力しています。

　専門家は「行政副都心の設置は、北京市が北京・天津・河北の共同発展計画を実行し、首都の『大都市病』解決に向け、代表される動きだ」としています。

　北京市の人口は2000年から2013年まで、年平均で60万人以上増加し、北京市の常住人口は875万人増えました。2014年末現在、2151万6000人に達したということです。（玉華、山下）暮らし・経済へ