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 習近平国家主席、BRICS首脳会合で基調演説

2015-07-10 09:41:58     cri    


 中国、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカの新興5カ国(BRICS)第7回首脳会合が9日ロシアのウファで開かれましたが、5カ国の首脳はパートナー関係の強化をめぐって、当面の国際情勢やBRICS諸国の協力について意見を交換し、幅広い共通認識に達しました。

 習近平国家主席は基調演説を行い、BRICS諸国のパートナー関係強化について、世界平和の維持や、共同発展の促進、多様化文明の構築、グローバルな経済ガバナンスの強化などについて緊密なパートナー関係を構築することの重要性を強調しました。

 また、政治問題と経済問題に触れた際、習主席は協力ウィンウィンを核心とした新しい国家関係を構築すべきだとし、「BRICS諸国は平和発展を堅持すべきであり、自分の意志を他人に押し付けず、相互尊重と協力ウィンウィンの立場を貫くべきである。多国間主義を堅持し、第二次世界大戦勝利の成果を大切にし、国連憲章の趣旨と原則を守る。グローバルな経済ガバナンスを改善し、より多くの国が新開発銀行と外貨準備基金、"一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築計画)"、アジアインフラ投資銀行、シルクロード基金などへの参加と支持を促し、世界的な経済成長と国際金融体制の改革を推し進める」と述べた上で、さらに、新しい発展型のパートナー関係を樹立するためには、発展途上国の開発能力の向上における先進国の働きかけを促し、先進国と発展途上国の格差を縮小すると共に、発展途上国間の協力を強め、互恵ウィンウィンを土台とした発展を実現させていかなければならない」と指摘しました。(ZHL、Kokusei)

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