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　欧州連合（EU）のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は28日ウィーンで、「現在開かれている今回のイラン核協議の交渉期限を再び長期延長することはないが、数日延ばす可能性はある」と明らかにした上で、残りの数日間で最終合意に至るよう期待すると話しました。

　イラン核問題を巡る主要6カ国（アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ）とイランは今週末にウィーンで会談を重ね、今月30日を期限とする最終合意の達成について討論しました。

　外相級の会合が終了した後、モゲリーニ氏はメディアに対し、交渉の最終期限について数日の延長がありうると示唆すると共に、「当面の仕事は政治的意思を文書化することだ。交渉はローザンヌで達した枠組み合意を基に行なわれている」と話しました。（洋、小山）国際・交流へ