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 習近平国家主席、ベルギー国王と会談

2015-06-24 10:11:17     cri    


 習近平国家主席は23日、人民大会堂でベルギーのフィリップ国王と会談しました。両国首脳は、政治上の相互信頼を強化し実務協力を進めるための新たなポイントを作りだし、民間の友好を深めることによって両国関係を推進することに共に努力していくことで見解の一致を見ました。

 習主席は席上「ここ数年のうちに、両国は全方位的な友好協力パートナーシップを築き、貿易、投資、科学技術、教育、文化、保健、港湾、通信、観光、司法共助、食料安全などの分野での協力が順調に進められている」とした上で「現在、中国ではイノベーションによる成長戦略を実施しており、双方はイノベーションの分野で共同の利益を見出し、ハイレベルの製造業、バイオ製薬、環境関連の科学技術、持続可能な発展などの分野で幅広い協力を展開できる」と述べました。

 習主席はさらに、中国が提唱した「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」を紹介し、ベルギーの参加に歓迎の意を示すとともに、アジアインフラ投資銀行(AIIB)がベルギーの参加を優先的に考慮することを支持する考えを示しました。

 これに対してフィリップ国王は、国王としての初めての訪問国に中国を選んだのはベルギーが中国との両国関係を重視しているからだとして「中国の発展ぶりと試練に立ち向かう努力が印象深い」と述べた上で「ベルギーは中国が提唱した『一帯一路』の考えを讃え、中国が欧州に入る架け橋になりたいと望んでいる」との意向を示しました。

 会談後、両国首脳は宇宙飛行、税関、科学技術、地域協力、原子力燃料、教育などの分野における両国の協力文書の調印に立ち会いました。(ヒガシ)

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