劉副首相はその席上「今日は中米両国から学長100人近くがこの地に集まり、経験を分かち合い、協力について話し合っている。これは両国の人的・文化交流の重要な内容であり、両国の関係発展の現われでもある。中米関係の発展プロセスにおいて、人的・文化交流は（前向きな推進力となる）『プラスエネルギー（正能量）』と『暖かい力（暖力量）』という役割を果たしており、政治上の相互信頼や、経済貿易協力とともに両国関係を促進させる3つの柱になっている」と話しました。

　劉副首相はさらに「2010年中米人的・文化交流ハイレベル交渉のメカニズムが誕生してから、双方は相違の中から妥協点を求め、交流の中で発展を求めている。両国の人的・文化交流の及ぼす分野は絶えず広がり、内容も豊かになっており予想を超える速度で発展している。これは中米両国が文化や国の実情、制度の相違を乗り越え、小異を残して大同を求め、手を取り合い協力できることを証明している。中米両国間の新型大国関係の構築は先駆けとなる事業であり、当然課題や試練に直面する。重要なのはどのような姿勢で課題に向き合うか、どういう方法で問題を解決するかだ。互いに尊重し、長い目で発展を見て、人類の進歩に取り組めば、中米両国はより麗しい未来を迎えられる」と話しました。（殷、小山）