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 客船転覆事故、救出された船長と機関長を拘束

2015-06-02 14:13:56     cri    

 湖北省荊州市監利県を流れる長江で竜巻にあおられ転覆した客船「東方之星」から救出された同客船の船長と機関長が長江航運の公安部門に身柄を拘束されました。2人に対し個別に行われた調査で、2人とも航行中、突然竜巻にあおられて転覆したと話したということです。

 救援指揮本部によりますと、救助活動は現在進行中で、2日10時までに11人が救出されたものの、うち1人が死亡したということです。

 この事故を受け、武装警察湖北総隊は2日未明、武漢、荊州、荊門、宜昌の支隊から1000人あまりを動員し、救命ボート40隻を現場に派遣し、生存者の捜索と救助活動に取り組んでいます。

 武装警察、海事、長江航運グループ、消防などの部門から海上パトロール艇14隻、標識艇8隻、救命ボート9隻、公安艇2隻、地方海事艇2隻、工程艇1隻、一般艇17隻、漁船100隻が派遣され、捜索救助活動を行っています。

 江蘇省海事局によりますと、転覆した客船「東方之星」は5月27日朝6時50分、南京の五馬渡埠頭に停泊し、28日午後1時15分に同地を出港しました。400人あまりの乗客のうち、100人あまりが上海協和国際旅行会社の南京、常州、蘇州などの支社によって乗船手続きをしたものとみられています。乗客リストは現在確認中だということです。(殷、小山)暮らし・経済へ 

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