日本九州日中友好交流訪問団

　日本九州日中友好交流訪問団は28日から4日間に渡って、中国を訪問しています。中日友好協会は29日午後、北京で歓迎会を開き、中日友好協会の唐家璇会長は歓迎会に参加し、挨拶しました。

唐家璇会長

　唐家璇会長は、「去年11月以後、中日両国の指導者は重要な会合を2回も行い、両国関係の改善に新しい動力を与えた。今年は中国抗日戦争勝利70周年で、中国は盛大な記念活動を行う予定だ。中日双方は両国交流の政治的基礎を維持し、政治の安全と信頼関係を強化し、またその他の各分野での協力を推進していかなければならない。中日友好の基礎は民間交流だ。中日関係の未来は両国人民が握っている。訪中団の皆さんが両国関係の改善と発展に知恵と力を捧げることを期待する」と挨拶しました。

松本龍団長

　一方、松本龍団長は、「今年は日本敗戦70周年にあたり、訪問団は明日南京に向かい、南京大虐殺記念館を見学する。戦争をしてはいけない。多くの人々は戦争のために命を失った。私たちはこの70周年をきっかけに、しっかりと手を携え、平和を合唱すべきだ。先日、3000人の日本人訪問団は中国へ来た。私たちは3000人と比べて、小さな団体だけど、胸の中にある中国への情熱は誰よりも熱い」と述べました。（文・写真：王巍）　国際・交流へ