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 中国人医師の6割以上が「収入に不満」

2015-05-28 12:42:28     cri    
 中国医師協会は27日、北京で「中国医師執務状況白書」を発表し、去年行われた調査では65.9%の医師が自分の収入に不満を示したことを明らかにしました。「医師の収入は立法という形で保障されるべきだ」と医師らが求めています。

 この白書は、2009年、2011年、2014年の3回にわたって調査を行い、その結果を分析してまとめたものです。

 医師の収入に対する満足度について3回の調査を行い、2009年の調査では、「自分の収入は仕事内容に見合うものではない」と答えた医師は91.90%、2011年の調査では更に95.66%に達し、大きな反響を呼びました。

 そして、3年後の2014年の調査では、自分の収入に不満を示している医師は65.9%まで下がり、そのうち、「非常に不満」と答えたのは19.1%ということです。

 白書は、「中国で医師の収入は、その他のハイレベル職従事者の所得より格段に低いということで、医師らは『中国人民共和国教師法』では教師の収入に対して量化の要求が出されたのと同じように、医師の収入を法律で定めることを求めている」としています。

 また、2014年の調査では、64%の医師は自分の子供あるいは親戚に医療関係の仕事に従事させたくないと考えていることが分かりました。医師らのストレスは大きく、仕事の量が多く、患者とのいざこざがあり、患者の期待は余りにも高く、傷害事件がよく起きることなどが原因だということです。(藍、林) 暮らし・経済へ

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