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 壁に残された「落書き」、カトマンズの生と死を記録

2015-04-29 15:57:09     cri    

 マグニチュード8.1(中国地震台ネット)の大地震によってネパールの首都カトマンズはひどく傷つき、なおも余震が続いています。地震前は賑わっていたタメル区は今、商店のドアが閉められ、水道と電気、通信が断絶し、若者が綿入れ布団に包まり外で地面に横になっています。壁には、地震の発生、ひどい揺れ、家屋の倒壊が起こったその日を記録として残すように、真っ赤な字で「2015 04 25 Earthquake(地震)」と書かれていました。

 ただ、カトマンズのすべてが廃墟になったわけではなく、損壊を免れた街道や建物も少なくありません。地震発生から72時間経過するまでに一部のお店は再開し、露店も並び始めました。新たな生命という希望は三輪車に残された花と同じように人々を感動させます。地震が発生してもこの花は依然として咲き誇り、人々に生命の美しさと未来の意義を思い出させてくれます。 (hj 小山)国際・交流へ

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