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 EU、不法移民対策を臨時首脳会議で議論

2015-04-24 10:55:05     cri    
 EU・欧州連合は23日、地中海で発生した移民の密輸による死亡事件を減らすため、各国政府が早急に対策を講じるよう呼びかける決議を採択しました。

 決議は、「地中海における不法移民を載せた船の沈没事件が相次いで発生し多くの犠牲者が出ており、去年は3500人に達し、今年に入ってからまた1500人が亡くなり、欧州各国から非常に重要視されている。不法移民を載せた船の沈没による死亡者数の上昇はイタリアが海上救援活動を減少し、その他の国も救援の手を差し伸べていなかったことにある。EU加盟国は義務を履行し、関連国に援助を提供し、海上救援活動を強化するよう」呼びかけています。

 23日の夜、ブリュッセルで開かれた臨時の首脳会議は、地中海沿岸におけるパトロールを強化することについて認識の一致を見ました。イギリス、フランス、ドイツもそれぞれ船を派遣し、不法移民危機に対応することを約束しました。

 また、EUは地中海で発生している不法移民の対応に毎月900万ユーロの資金を拠出することになりました。(ooeiei、Kokusei)国際・交流へ

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