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 賈樟柯と侯孝賢の新作がカンヌ映画祭コンペ部門に

2015-04-17 15:46:47     cri    

 中国の鬼才、賈樟柯監督の新作『山河故人(原題)』と台湾の巨匠、侯孝賢監督の新作『黒衣の刺客(原題:刺客聶隠娘)』が第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決まりました。今年のカンヌ映画祭は5月13日から24日にかけて開催されます。

 『山河故人(原題)』は賈監督作品として、『青の稲妻(原題:任逍遥)』(02年)、『四川のうた(原題:二十四城記)』 (08年)、同脚本賞を受賞した『罪の手ざわり(原題:天注定)』(13年)に続き、4作目の同映画祭コンペ部門出品作となります。今作には、多くの賈作品に抜てきされてきた趙濤を筆頭に、張艾嘉、張訳らが出演。数十年にわたる女性の人生と恋愛を描いた壮大なヒューマンドラマです。

 一方の侯監督の出品作は8年ぶりの新作で、初めて時代劇アクションに挑戦しました。1993年に『戯夢人生』で審査員賞を受賞しており、今作で7回目のコンペ部門出品となります。『黒衣の刺客(原題:刺客聶隠娘)』は唐代の伝奇小説を原案にしたもので、運命に翻弄されながらも力強く生きてゆく女侠客の生涯を描きました。女優として活躍中の舒淇(スー・チー)をはじめ、張震、阮經天ら、豪華な顔ぶれが出演しています。日本からも妻夫木聡が重要な役柄で出演しているということです。(ミン・イヒョウ 山下)旅行・文化へ

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