2015年ボアオ・アジア・フォーラムを控え、開催場所である海南島は中国の観光特区を建設する理念を提出しました。"レジャー天国"や"住居天国"、"買物天国"など八つの"天国"を持つ観光特区を建設し、国際観光島としての整備に力を入れることになります。
目下、観光業を始めとするサービス業が現在の海南経済の基幹産業となっています。2014年に第3次産業は海南経済の51.9%を占め、2015年までに国際観光島の建設を実現する目標を掲げました。
現在、「一帯一路戦略(シルクロード経済帯と海上シルクロードの構築)」という国家戦略の下で、海南島の位置付けはより明確化されました。中国観光特区の建設と21世紀海上シルクロード建設の"突破口"を作るため、海南島は21世紀海上シルクロードの"開拓者"を目指します。
また、世界のクルーズ客船各社が海南島とASEAN・東南アジア諸国連合を結ぶクルーズ用航路を開通できるようにするため、海南島は現在、香港、台湾、フィリピンと連携して、アジアのクルーズ客船の協力プラットフォーラムを積極的に建設しています。
このほか、ボアオ空港が先日着工し始め、ボアオ・アジア・フォーラム会場の第2期プロジェクトも建設中、ボアオ楽城国際医療観光モデル区の建設も準備しているとのことです。(hj 高橋敬)暮らし・経済へ
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