国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会は24日から2022年冬季五輪招致レースに立候補している北京で現地調査を始めました。この日、IOC評価委員会は北京冬季五輪招致委員会が提案した五つのテーマの内容を確認し、北京市内にあるいくつかの競技会場を視察しました。
24日夜、北京冬季五輪招致委員会は記者会見で初日の視察内容を明らかにし、「2022年の北京冬季五輪は『選手を中心に、持続可能の発展、節約開催』という主旨で行う予定だ。これは『オリンピックアジェンダ2020』に合致しているため、IOC評価委員会に高く評価された」としました。
「アルマトイ(カザフスタン)との競争の行方は?」という記者の質問に対して、北京冬季五輪招致委員会の張建東副主席は、「中国は政治が安定し、経済が繁栄している。これは北京の強みで、冬季五輪開催の重要な基礎であり、保障でもある。13億の中国人は冬季五輪の招致を支持し、すでに、冬季スポーツの比較的良い環境も整っている。2008年の北京オリンピック時の施設を活用することで、大会開催のコストを低減することもできる。また、北京は大規模なスポーツ大会を主催する経験があり、多くのスポーツ組織や専門家が冬季五輪の組織活動でそれぞれの役割を果たすことができる」と強調しました。(藍、高橋敬)暮らし・経済へ
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