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 中国の銀行最大手、インターネット戦略を加速

2015-03-23 15:52:13     cri    
 中国の大手銀行である中国工商銀行(ICBC)は23日、北京で「e- ICBC」という国内初のインターネットファイナンスのブランドを立ち上げました。このことは中国商業銀行の最大手がインターネット・ファイナンス戦略の実施を全面的に加速することを意味しています。

 ICBCの姜建清会長は「銀行は伝統産業だと見られるが、銀行はこれまでも革新が最も多く起きてきた分野である。ICBCは2000年にネットバンクを主体とする電子銀行システムを構築した。ICBCは現在、最大規模のネットバンクとなり、電子銀行(ATMや携帯での取引を含む)のユーザー数は4億6500万に達しており、うちインターネット銀行のユーザー数は1億9300万に達している。ネット業務を主とする電子銀行業務はICBC業務の87%を占めている」と話しました。

 ICBCの易会満総裁は「電子商プラットフォームが発足して14カ月で、ユーザーは1600万人に達しており、取引高は1000億元(約1兆9000億円)を超えている。ユーザーの直接消費による貸付残高は1700億元(約3兆3300億円)、2014年年間貸付の累計額は2300億元(4兆4500億円)に達し、全国の個人間インターネット貸付額とほぼ同じ規模に相当する」と明らかにしました。(殷、高橋敬)暮らし・経済へ

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