パキスタンの76回目の国慶節に際し、中国外務省の洪磊報道官は23日の定例記者会見で、「中国とパキスタンはさまざまな国際問題で試練を乗り越え、いまや確固たる親友になった」と話しました。

　また、国慶節を祝うパキスタンの閲兵式について洪報道官は「成功裏に行われるよう期待する」と祝賀の意を示したうえで「国家の発展においてより大きな成果をあげるよう願っている」と語りました。

　洪報道官は「今年早々に王毅外相がパキスタンを訪問した際、習近平国家主席が年内にパキスタンを公式訪問する予定を発表した。中国の国家主席がパキスタンを訪問するのは9年ぶりで歴史的な公式訪問になる。習主席の今回の訪問を通じて両国間の全面的な友好関係を築き上げ、全方位的互恵協力を深めると共に、中国とパキスタンの運命共同体が中国と周辺国の関係発展における手本になるよう中国は期待している」と話しました。

　また、中国の習近平国家主席と李克強首相はそれぞれパキスタンのマムヌーン・フセイン大統領とシャリフ首相に祝電を送りました。（ミン・イヒョウ　高橋敬）