ロシアが5月9日にモスクワで開催する対ドイツ戦勝70周年記念の記念式典に世界各国の首脳が招かれ、現在のところ、30余りの国の首脳が出席を明らかにしています。

　ロシアのメディアが17日外務省からの情報として、ロシアは今月末に参加者名簿を公表すると報道し、現在のところ、朝鮮、ベトナム、オランダ、ギリシャ、エジプトとイスラエルなどが出席を表明しているということです。

　それによりますと、アメリカのオバマ大統領とフランスのオランド大統領はまだ出席を表明していませんが、オランド大統領はその際ロシアを訪問する可能性があるとされています。また、オーストリアやチェコ、イタリア、ハンガリーなどは代表団の出席を明らかにしていますが、首脳が率いるかどうかはまだ不明です。

　一方、ポーランドとドイツは記念式典への不参加を表明しているものの、ドイツのメルケル首相は式典の翌日にロシアのプーチン大統領とともに、モスクワの無名戦士の墓で花輪を献花する予定です。（閣、林） 国際・交流へ