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 中国国防省、ミャンマーとの国境の安全確保を強調

2015-03-15 12:59:29     cri    
 中国国防省の耿雁生報道官は14日、ミャンマー軍機が再び国境を越えたり、中国領土の主権や国家の安全に危害を加えるような深刻な行為を行った場合、中国軍は断固たる措置を取ることを表明しました。

 3月8日から、ミャンマー政府軍と現地の少数民族の武装勢力との戦闘が続いている中、ミャンマーの戦闘機が数回にわたって、国境を越え、爆弾が中国領内に着弾し、中国人住民の死傷者が出ました。これに対して、中国人民は強く非難しています。

 中国中央軍事委員会の范長龍副主席は14日、ミャンマーのミン・アウン・フライン国軍司令官と電話協議し、直ちに事件を調査し、事件を引き起こした本人を厳しく処罰し、死傷者の家族に真摯に謝罪するようミャンマー側に求めました。その上で、「ミャンマーの指導層は厳しく部隊を管理し、このような事件の再発防止を徹底するよう」要求しました。

 これに対して、ミャンマー側はいち早く中国側と合同で調査し、問題の解決に取り組み、関係者の責任を追及していくと約束しました。

 また、耿報道官は「ミャンマー北部での戦闘は、中国との国境地域の安全、安定、及び中国人住民の生命、財産、安全を著しく脅かしている。そのため、中国軍は国境地域でのパトロールと安全防衛を強化する措置を取る」と強調しました。(Katsu、高橋敬)

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