フィリピンのエネルギー相が国家電力網運営において、中国の参加を中止すると発表したことに対し、中国外務省の洪磊報道官は26日、公平公正に問題を処理し、中国企業の合法的権益を切実に保護するようフィリピン側に呼び掛けました。
報道によりますと、フィリピンのペティリヤ・エネルギー相はこのほど、「国家安全を考慮し、国家電力網の運営に中国の参加を禁止する。現在、関連分野にいる中国エンジニアを帰国させるが、中国側は依然として40%の株を有している」と発表したということです。
洪報道官は「中国は2007年、フィリピン国家送電網25年間の特許経営権を獲得し、フィリピン国家電力の建設に重要な貢献をしてきた。フィリピン側が公平公正に関連問題を解決し、中国企業の権益を保護し、外国投資家向けの良い投資環境をつくるよう望んでいる」と述べました。(怡康、山下)
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