重慶爆撃被害者家族の代表約100人が13日、重慶市の較場口にある大爆撃記念館前で、今月25日の賠償請求訴訟一審判決を聴取するため訪日するメンバーの壮行会を開きました。
旧日本軍による中国侵略戦争中、国民政府の戦時首都だった重慶は、日本軍によって6年と10ヵ月にもわたり、断続的な無差別爆撃を受けました。重慶爆撃の被害者と遺族は2004年、対日損害賠償請求団を組織し、東京地方裁判所において日本政府に謝罪と賠償を求める訴訟を起こしました。これまで10年間に、被害者たちは31回も日本を訪問し、原告となり4回の訴訟を起しました。
対日損害賠償請求団の団長を務める粟遠奎氏は「世の中に歴史を直視させ、大爆撃の被害を受けた人々のため、謝罪と賠償を求めて日本政府を訴え、法的手段を通じて合理的な賠償を得たい」と述べました。この訴訟は25日に東京地裁で一審の判決公判が開かれます。(ZHL、山下) 暮らし・経済へ
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