ロシアのプーチン大統領は27日、「歴史を歪曲するあらゆるやり方は受け入れられない」と明らかにしました。

　1月27日は国際ホロコースト記念日とアウシュヴィッツ強制収容所の解放記念日です。プーチン大統領は当日、モスクワのユダヤ人博物館を訪れ、「ナチスが起こした大規模な虐殺に対し、どんな時でも許すことができず、忘れてはならない。歴史を歪曲し、改ざんするあらゆる行為は不道徳なことで、絶対に受け入れられないものだ」と強調しました。

　プーチン大統領はまた、「歴史事実に対する弁駁は許さないものである。国際社会はナチスが起こした大虐殺の再発を防がなければならない。これはわれわれが担う共同責任であり、国際社会の最も重要でかつ差し迫った任務だと言っても過言ではない」と述べました。 (hj　Kokusei)　国際・交流へ