コンゴ民主共和国のオーギュスタン・マタタ・ポニョ首相は15日、同国を訪問中の中国の王毅外相と会談しました。

　マタタ首相は会談の中で「中国の成功した経験を学びたい。コンゴ民主共和国が自らの国情に合った発展の道をたどるため、特に農業の現代化と工業化を実現するために、中国に手伝ってもらいたい」と述べ、中国と全面的協力パートナーシップを構築し、両国関係の新しい道のりをスタートさせることに期待を寄せました。

　王毅外相は「中国はコンゴ民主共和国が自らの国情に合った発展の道を模索することを支援し、国政運営に関する交流と協力を強め、経済と社会の発展に関する経験を分かち合いたい」と述べました。

　また、会談後に開かれた共同記者会見で王毅外相は「平和と発展は世界にとって2つの大きなテーマであり、アフリカにとっても大きな課題である。我々はアフリカの発展戦略と中国の民族の復興の夢を結合させることで、中国の生産力移転とアフリカの工業化・現代化プロセスを緊密に結び付けることができる」と述べました。（ZHL、小山）