中国・カンボジア政府間協調委員会第2回会議が30日、プノンペンで開かれました。中国の楊潔チ国務委員がカンボジアのハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣と共同で開いたものです。

　楊国務委員は会議で、「カンボジア側が中国・ASEAN東南アジア諸国連合戦略的パートナーシップ関係の発展を積極的に進めることを高く評価している。カンボジア側と手を携え、「一帯一路」（「シルクロード経済帯」と21世紀「海上シルクロード」構想）の建設に取り組みたい。同時に、中国・ASEAN運命共同体をつくり、中国・ASEANの関係において新たな局面を創造するため、より大きな貢献を果たしたい」と述べました。

　これに対し、ハオ・ナムホン副首相はカンボジアへの長期にわたる貴重な支援と、誠意ある援助に対し、感謝の意を表したうえで、「中国と共に努力し、来年の協力計画を着実に実行し、両国の伝統的な友好と実務協力を更に強化していきたい」との考えを表明しました。

(hj　山下)