中国外務省辺海局の欧陽玉靖局長はこのほど、メディアに対し、中国の国境線付近や海上における今年の情勢について、「陸上では基本的に安定し、海上では全体的にコントロールできた」と述べました。
中国外務省は今月7日、フィリピンが付託した南海仲裁事案の管轄権問題に関する中国政府の立場を発表しました。これについて、欧陽玉靖局長は「中国はフィリピンが付託した南海仲裁事案を受け入れないし、参加もしない。国際法に十分に基づくべきであり、この立場を変えることはできない」との考えを明らかにしました。
欧陽玉靖局長によりますと、中国とベトナムは北部湾湾口地域の合同開発に合意しました。また、中国と韓国は今年7月、2015年に海域の境界線画定に関する交渉をスタートすることを共同で発表しました。さらに、中国と日本は今年9月、両国の高級事務レベル海洋協議を再開しました。中国は関係各方面と共に、周辺の海洋の平和と安定の維持に積極的に努めているということです。(任春生、山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |