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 国際人材青書:在米中国人高校生が激増

2014-12-19 15:12:41     cri    

 18日に発表された国際人材青書『中国留学発展報告(2014)』によりますと、近年、在米中国人高校生が激増し、今後もこのブームが続くだろうということです。

 この報告は、中国社会科学院文献出版社と、中国とグローバルシンクタンク(Center for China and Globalization)の調査によるものです。それによりますと、2009年から、アメリカの高校に通う中国人留学生の人数が急激に増え始め、2011年には、アメリカの高校に通う国別の留学生の数で韓国を抜いて1位になりました。アメリカの学生・交流訪問者情報システム(SEVIS)のデータによれば、アメリカの公立・私立高校で学生ビザ(F-1ビザ)を持つ中国人留学生の人数は2003年度の433人から2012年度の2万6919人に達し、10年間で60倍以上増えたということです。

 これらの在米中国人高校生を送り出した家庭は、親のどちらかが高学歴・高役職・高収入といういわゆる"3高"の特徴を持っています。このような親は自分の子供がアメリカのより自由な学習環境で、人より先に英語力を身に付け、一人暮らしの能力を高めることを望み、子供をアメリカに送り出しています。

 専門家は、富裕層の増加や中国人のアメリカへの渡航におけるビザ有効期限の緩和、留学手続きの簡素化などにより、中国からアメリカに渡り高校教育を受ける留学生の数が今後も増加するだろうと分析しています。(ZHL、小山)国際・交流へ

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