中国の李克強首相は15日、カザフスタンの首都アスタナでアフガニスタンのアブドラ行政長官と会談を行いました。

　李首相はその際「中国はアフガニスタンとの関係発展を高く重視し、『アフガン人の主導、アフガン人の所有』という和解プロセスを支持し、アフガニスタンの平和再建、民族和解、国民生活の改善のために建設的な役割を果たして行きたい」と述べました。

　これに対し、アブドラ行政長官は「アフガニスタンと中国の関係と協力が絶えず発展していることは中国指導者の長期的に考える高い見識によるところが大きい。また、地域の安全状況の改善につながるだろう」とした上で、アフガニスタンは、中国側が長い間、アフガニスタンの平和と和解を促進するために貢献してくれたことに賞賛と感謝の意を表す。また、中国とともに両国の友好関係と各分野における互恵協力を強化し、地域の平和と安定を促進できることを期待している」と述べました。

　(hj　小山)