12月13日は中国で初めての南京大虐殺犠牲者国家追悼日です。人民日報は「正義を守る国家の記憶を構築」と題する社説を載せました。
社説によりますと、「この忘れることのできない日に、南京大虐殺の犠牲者及び日本帝国主義による中国侵略戦争で犠牲となった同胞に深い哀悼の意を表す。この不屈の抗争を繰り広げた歴史が中華民族全体の記憶となり、平和を守る強い意志となり、中華民族の偉大な復興を実現する力の源となるよう」としました。
社説ではまた、「南京大虐殺に関しては動かぬ証拠が山のようにある。この犯行に対してはすでに歴史的結論と法的結論による審判を下している。この戦争の性質と暴行の罪業を認定することは、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利の重要な成果となり、戦後の国際秩序再建の重要な基礎となる。歴史事実を歪曲することはできない。国際正義を蔑視することは許されない。人類の良知に挑戦することは許されない。」と指摘し、中国は今後揺らぐことなく平和の道を歩むとし、国際社会は人類の平和と発展を推進する崇高な事業にたゆまぬ努力をするよう呼びかけました。
(白昊、高橋敬)暮らし・経済へ
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