決戦の様子

　「笹川杯全国大学日本知識大会2014」が22と23の両日、中国の北京大学で開催されました。　この大会は日本財団の協賛、日本科学協会・中国各大学の共催で2004年から始まり、今年で10回目。89の大学から昨年より5割多い、360人の学生が参加したということです。

挨拶をする木寺大使

　中国の主催側である北京大学の李岩松副校長は「笹川杯全国大学日本知識大会は、中日青年の間で、質の高い交流の舞台となっている、互いに民間交流の良い道だ。日本財団が長期的に中日友好のため、そして、北京大学の教育事業への貢献に対して感謝する。北京大学もこれから引き続き、日本財団及び日本科学協会と協力して両国の青年育成などに努力を努める」と述べました。

団体戦を優勝した洛陽外国語学院チーム

　団体戦では洛陽外国語学院チームが、個人戦では東華大学の馬羽潔さんが優勝しました。優勝したチームと個人には、日本科学協会から8日間の日本での研修旅行が贈られるということです。

個人戦を優勝した東華大学の馬羽潔さん

　「笹川杯日本知識大会」は2004年に始まって以来、黒龍江省、吉林省、江蘇省などで開催され、2011年までに222の学校、約666人の学生が参加しました。2011年から大会が全国規模に拡大され、今回の大会は過去最大規模だということです。（取材、トントン）国際・交流へ