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 李首相、世界インターネット大会の代表と座談会

2014-11-21 14:03:10     cri    

 中国国務院の李克強首相は20日午後、杭州で、第1回世界インターネット大会に出席した内外の代表と会見し、座談会を開きました。

 トムソン・ロイターのスミス総裁、米半導体大手クアルコムのポール・ジェイコブス会長、インターネット資源管理機関「ICANN」(アイキャン)のファディ事務総長、リンクトイン共同創業者のリード・ホフマン氏及び中国のオンライン商取引を扱うアリババ社の馬雲会長、ポータルサイト「SINA」の曹国偉会長、中国インターネット協会の鄥賀銓理事長、台湾旺旺中時メディア集団の蔡紹中総裁をはじめ、70人余りの代表が出席しました。李首相はこれらの発言に真摯に耳を傾け、代表者らと意見交換しました。

 李首相はその中で、「"相互連結、共有と共同管理"という第1回世界インターネット大会のテーマそのものに、オープンで、協力とウィンウィンの姿勢が現れている。インターネットに接続して20年、中国はすでに世界のインターネット大国となっており、巨大なマーケットが育っただけでなく、数多くの新しい技術、プロダクツ、業態、モデルも生み出されている。数千万人の雇用や創業をもたらしている」と話しました。

 さらに、「インターネットは大衆が創業し、よろずの人々が技術革新を行う新しいツールであり、政府が政権運営をする新しい場でもある。電子政府などの行政情報化により、オンラインでのサービス提供が可能になり、権限運用の秩序化と効果も確保されている。政府と国民のコミュニケーションと連結を促し、政府が各種の事件や問題対応におけるインテリジェンスのレベルを高めることができる。インターネット上のブレークスルーは科学技術の革命であり、公平を確保するための社会変革でもある」と指摘しています。

 李首相はさらに「中国政府はインターネットを極めて重視し、その発展を大々的に支持している。我々は抱き合わせの姿勢でインターネットと向き合い、市場化した考え方でインターネットを育成し、自前による市場へのアクセス、経済成長の要素を市場に委ねて配置させ、企業の公平競争の実現に向けて努力していく。中国は世界各国と互いに開かれ、尊重し合う精神に基づいて、インターネット分野において、平等互恵に基づく交流と協力を行い、インターネットの発展がもたらされたチャンスを共に分かち合っていきたい」と述べています。

 第1回世界インターネット大会は19日から21日にかけて、浙江省烏鎮で開かれ、世界各国のインターネット業界のエリート、専門家、政府関係者と国際機関の代表者千人余りが出席しています。(Yan、山下)暮らし・経済へ

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