世界抗日戦争史実維護連合会（抗日連合会）の2年に1度行われる会議は16日、アメリカのサンフランシスコ・ベイエリアで終わりました。会議の参加者たちは「21世紀の史実をまもる新しいきっかけ」によって人々に対する教育を普及し、若者の参加を呼び、史実の保護を強化することを願っています。

　中国、アメリカ、カナダ、ニュージーランドなど各地からの学者が会議に出席し、抗日連合会が今後いかに国内外の情勢変化や、アジア太平洋地域の新しい情勢に対応していくか、またいかに史実の保護活動を強化するかについて討論しました。

　今年は抗日連合会誕生20周年に当たります。賀英明会長は「中国がますます強くなり、世界で重要な地位を占めるようになっている。抗日連合会は中米関係が安定している今、公立の教育機関と協力を強め、人々に向けた教育を普及させ、より大勢の若者に歴史的事実を分かってもらいたい」と話しました。（殷、小山） 　国際・交流へ