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 習主席、BRICS非公式首脳会議に出席

2014-11-15 15:56:13     cri    

 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5ヵ国(BRICS)非公式首脳会議が15日オーストラリアのブリスベンで開かれ、中国の習近平国家主席、ブラジルのルセフ大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相と南アフリカのズマ大統領がこれに出席しました。5ヵ国の首脳はBRICS諸国の協力および重大な国際と地域問題について深く意見交換を行い、共通認識に達しました。

 習主席は発言で「経済協力はBRICS諸国の発展を促進する持久的な動力であり、開放・包容・協力・共栄のBRICS諸国精神を基に、引き続き一体化市場の建設、金融の流通、インフラ施設の相互連結や人的•文化交流に力を入れ、長期的経済協力計画を制定し、一層緊密な経済パートナーシップを築くべきだ。BRICS諸国開発銀行の立ち上げと応急備蓄の手配は大変重要なもので、できるだけ早く実現させるべきだ」と述べました。

 習主席はまた、「BRICS諸国が国際多国間協力に積極的に参加し、グローバル経済管理分野での発言権を強める必要がある。主要20ヵ国(G20)ブリスベンサミットで協調と協力を深め、会議の成功を促し、開放型グローバル経済環境の構築に努め、国際通貨基金(IMF)の改革案を実現させ、グローバルな発展問題の解決を促進するべきだ」と指摘しました。

 会議に出席した首脳らは、「現在のグローバル経済は強くて持続可能な復興が求められている。新興経済体は経済の発展を保ち、グローバルな経済管理を積極的に促すべきだ。先進国は貨幣政策に責任を持ち、溢流効果を防ぎ、投資を増やし、持久的発展のエネルギーを見つけ出す義務があり、国際通貨基金(IMF)のシェア改革案をできるだけ早く実行に移すべきだ。BRICS諸国は全面的に協力を深め、ブラジル・フォルタレザ会議の成果を順調に実現させ、BRICS諸国開発銀行と応急備蓄手配の関連プロセスを加速し、交流と協調を保ち、主要20ヵ国(G20)ブリスベンサミットの成功を確保し、共同利益を維持・保護していく。また、国際協力を絶えず促進し、国連や世界保健機関(WHO)と共にエボラ出血熱対応に立ち向かっていく」と指摘しました。(怡康、kokusei)

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