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中国の習近平国家主席は12日、人民大会堂でアメリカのオバマ大統領と会談しました。
習主席は会談の冒頭で、「去年6月、私とオバマ大統領はサニーランズで会談を行い、中米新型大国関係の共同構築に取り組むことで一致した。この1年、双方はわれわれ2人で合意した共通認識に従って、各分野における協調と協力を推進し、積極的な成果を上げた。去年、両国の貿易額は5200億ドルを上回り、ストックベースの投資額は1000億ドルを超え、人的往来は延べ400万人以上となっている。両国は力を合わせて、気候変動やエボラ出血熱対策および反テロリズムなどの問題に取り組んでいる。事実が裏付けるように、中米両国が新型大国関係を築くことは、両国民の根本的な利益に合致し、アジア太平洋地域と世界の平和、安定、繁栄につながっている」と強調しました。
習主席はさらに、「今年は中米国交樹立35周年だ。35年にわたる発展を経て、中米関係はすでに新たな歴史的スタート地点に立っている。複雑で変化しつつある国際情勢を背景として、中米両国の協力の可能性と分野はより広がっている。中国はアメリカとともに、これまでの成果を受け継ぎ、未来を切り開いていきたい。さらに「衝突せず対抗せず」、相互尊重、協力ウィンウィンという原則を実際の行動に移し、中米新型大国関係の構築によって両国と世界の人々により多くの利益をもたらしたい」との考えを示しました。(洋、林)
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