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 <APEC>首脳会議はどのように開かれる?

2014-11-11 16:26:03     cri    

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)北京リーダーズウィークは11日、最高潮を向かえ、非公式首脳会議は北京市郊外の燕山のふもとにある雁栖湖の隣で開幕しました。首脳会議がどのように開かれるのでしょうか。以下の3点から見てみましょう。

 一、座席。21の参加国・地域の首脳らは円卓を囲んで座ります。円卓の真ん中にはディスプレイが設置され、発言者が映し出されます。ディスプレイの右上にはカウントダウンの表示があります。首脳1人あたりの発言時間は5分間に限られているのに合わせて、最後の30秒からカウントダウンの表示は白から黄色に変わります。カウントダウンが終わっても発言が終わらない場合、表示は赤色になり点滅します。

 二、言語。首脳・代表の前には同時通訳機が設置され、中国語、英語、日本語、韓国語、ロシア語、スペイン語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、マレーシア語を聞くことができます。

 三、随員。APEC会議は非公開会議で、首脳らのすぐ後ろに随員が座ることはできません。では緊急の場合はどうするのでしょうか。首脳らの座席の左前方には青と赤2つの七宝焼風のケースがあります。それに対応した『腕時計』が2つあり、2つの『腕時計』はそれぞれ近くに待機しているアシスタントや高官が身につけ、首脳らがケースを押した場合、すぐ会場に駆けつけます。

 雁栖湖国際会議センターの2階は非公式首脳会議の11日午前中の会議場となり「集賢庁」と呼ばれています。会場では首脳の椅子や赤いカバーと座布団、筆立て、七宝焼模様のペンなど中国特有のものが多くあります。

 APECの精神は、相違を認めたうえで、合意を探ることです。各参加国・地域は多様性を認めたうえで、自由意志で一致して共通の戦略目標を定めます。(殷、小山) 暮らし・経済へ

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