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　中国の李克強首相は8日午前北京・人民大会堂で、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領と会談しました。

　李首相は「中国とタジキスタンは隣り合っている国同士で、真摯に助け合い、両国関係がこれまでにない水準に達した」と述べ、双方がエネルギーや交通、農業を協力の重点として、中国と中央アジアを結ぶ天然ガスパイプラインの整備を加速し、シルクロード経済帯の建設を推し進め、両国及び地域の国民に福祉をもたらすことに期待を寄せました。

　李首相はまた「中国は鉄道建設の面において質とコストの優位性を持っている」とし、「中国基準を採用して、中国側と協力し、タジキスタンから南へと伸ばす鉄道の建設を推進し、地域の経済発展と国民生活の改善を促すよう期待している」と述べました。

　ラフモン大統領は、シルクロード経済帯の建設に積極的に参加し、中国側と共に向こう5年間の協力要綱を実施し、各分野での協力プロジェクトを推進し、中央アジアと中国を結ぶ天然ガスパイプラインの整備を促すと共に、上海協力機構枠組み内での協力を強化し、両国の戦略的パートナーシップの発展を推し進めていく姿勢を示しました。（ZHL、Kokusei）