APEC第26回閣僚級会議は7日、北京で開幕しました。APEC各参加国・地域からの代表、事務局の主任、APECビジネス諮問委員会（ABAC）の主席、オブザーバー代表、特別ゲストなどが会議に出席しました。会議の共同主席である中国の王毅外相と高虎城商務相は開幕における挨拶を行いました。

　王外相は、「APECは設立25年来、歴史の流れに応じて、アジア太平洋における経済の発展と人々の生活改善に重要な役割を果たした。アジア太平洋地域と世界の関係は大きく変化している。発展、繁栄、調和のとれたアジア太平洋地域は世界にとって今までのどの時期よりも重要だ」と指摘しました。

　高商務相は、「APECは開放的な地域主義の精神を持ち、集団的な行動と自主的な行動を通じて、アジア太平洋地域の貿易や投資の自由化と利便化、そしてメンバー間の経済技術協力の強化において突出した貢献を果たした。新たな情勢の下、各メンバーは知恵と勇気を出し合い、アジア太平洋自由貿易圏の推進を目標とし、多国間貿易システムを引き続き維持し、アジア太平洋経済の一体化を促進すべきだ」と述べました。（白昊、林）暮らし・経済へ