インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は3日ジャカルタの大統領府で、インドネシアを訪問中の中国の王毅外相と会談しました。

　ジョコ大統領は北京で開かれるAPEC非公式首脳会議に出席し、習近平主席と会うことに期待を寄せた上で、「インドネシアが打ち出した"海洋強国"と中国が打ち出した"21世紀海上シルクロード"は目標が一致していることから、積極的に協力したい」と述べました。

　王毅外相は、APEC非公式首脳会議へのジョコ大統領の出席に歓迎の意を示し、「中国側はこれまでずっとインドネシアを近隣外交において優先してきた。中国とインドネシアはお互いが発展するチャンスの状況にある。双方はポテンシャルを引き出し、共同発展を実現し、地域の平和と安定を守るために新たな貢献をすべきだ」と述べました。（ZHL、小山）国際・交流へ