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 <APEC>王外相、「歴史に刻まれるAPECを」

2014-10-29 19:52:09     cri    

 中国外務省の王毅外相は29日、外務省主催の第10回「藍庁フォーラム」で「中国とアジア太平洋地域はすでに運命共同体になっている。中国は、平和で安定し、協力的で繁栄でき、オープンかつ包容性を有する新たなアジア太平洋地域を築き上げ、北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)が同地域の協力および世界の経済発展プロセスにおいて深く歴史に刻まれるよう努力している」と述べました。

 王外相は「中国が1991年にAPEC入りしたことは、中国の対外開放にとってもAPECの発展にとっても重大なできごとであった。国際通貨基金(IMF)の統計では、中国がアジア経済成長において果たした貢献度は50%を超え、中国経済が1ポイント伸びる毎に、アジア地域経済に0.3ポイントの増加をもたらしている」と話しました。

 また、王外相は「中国は、中国とアメリカ間で新しい形の大国関係を構築し、共同で総合的、さらに協力して持続可能なアジア安全観や多国間主義を提唱し、国際的法規に従うことにより、平和かつ安定した新しいアジア太平洋の構築に励んでいる。また、アジア太平洋地域の国家と互恵協力を絶えず深め、より緊密な共同利益ネットワークを作り上げることで、協力的で繁栄できる新たなアジア太平洋を作り上げることにも励んでいる。そして、シルクロード経済帯および21世紀海上シルクロードなど一連の重要な対外協力構想は、APECを含む今ある全ての協力機構と両立かつ相互補完でき、アジア太平洋の持続的な繁栄と発展に新たな原動力を注ぎ込み、オープンで包容性に富んだ新しいアジア太平洋を築き上げることにも励んでいる」と話しました。

 王外相は最後に「中国は、北京APECを調和の取れた順調な会議にし、豊富な成果を上げるだけでなく、アジア太平洋地域の協力面や世界経済発展の歴史に深く刻まれるようにする。これは中国が担うべき責任であり、実現すべき約束だ」と決意を表しました。(怡康、小山)

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