中国の張高麗副首相は28日北京で、アメリカのジョン・ポデスタ大統領補佐官らの一行と会談し、気候変動対策や中米の気候変動分野における交流と協力などについて意見を交わしました。
張副首相はその際、「中国とアメリカは世界最大の発展途上国と先進国として、気候変動分野における協力を拡大することは両国の共通利益に合致し、中米関係の健全的かつ安定した発展にもつながる」と述べ、「中米双方は共同的なのに区別のある責任原則を堅持し、互いの主な関心事に配慮を配りながら、それぞれの国内政策や国際協議における対話と交流を強め、関連分野での実務的協力を深化させ、優勢性の相互補完と互恵共栄の実現を目指して、気候変動対策での協力を中米間の新型大国関係作りのポイントにすべきだ」と期待を寄せました。
これに対し、ポデスタ大統領補佐官は「今年は中米関係正常化35周年に当たり、両国が気候変動協力で進展を遂げ、米中の新型大国関係を構築する重要な基礎にしていく」と述べました。(10/28 Lin、Kokusei)
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