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 劉奇葆中央宣伝部長、「求是」誌で「正しい道を歩む」を発表

2014-10-16 15:31:28     cri    
 最新の中国共産党の機関誌「求是」は、中国共産党中央政治局委員でもある劉奇葆中央宣伝部長の署名入り文章「正しい道を歩む~中国の特色ある社会主義の道に関する考え」を発表しました。

 文章では、中国の特色ある社会主義の道の選択理由や、特色と優位性を持った制度文明の樹立、文化力の凝集、中国の道に対する評価基準など、いくつかの面から、中国の特色ある社会主義の道の正確性、及び中国の道を歩み続ける断固とした決心を説明しました。

中国の道を歩む~「国際レース」で先頭に

 中国の道が正しい、中国の道を進むということは、誰かの主観的判断ではなく、実践が立証したものです。

 第2次世界大戦終結後、特にこの30年来、世界各国は発展の道と、そのモデルに関するレースで競い合っています。中国に比べ、そのスタートが早く、資源が豊かで、外部環境にも恵まれていた多くの国は、岐路に立ち入ったり、苦境に陥ったりしていました。一方、中国は「閉鎖」を乗り越え、中国の特色ある社会主義という新しい道を歩み出しました。この道に沿って、わずか数十年間で先進国が数百年かけた発展の道のりを歩み、貧困から暖衣飽食、さらに、いくらかゆとりのある「小康」までの歴史的飛躍を実現しました。中華民族は時代が進む流れに追いつき、偉大な復興という明るい未来を迎えました。かつての衣食住が不自由な状態から、「世界の工場」となり、「ワールドステージのセンター」にますます近づいて来ています。

 無論、この道は平坦なものではありません。中国は、これまで多くの紆余曲折を経て、リスクと課題を解決して来ました。ここ数年、世界経済成長に対する中国の貢献度は20%を超え、さらに現在、30%にものぼっています。中国の激変について、「現代の最も大きな事件」、その実績は「無類」だと評価する海外の政治家や学者もいます。米国のキッシンジャー前国務長官は「想像しがたい」、「想像以上」という言葉を連発し、感無量でした。

 近代以来、中国は西側諸国の制度をコピーするなど、様々の道を試みましたが、最終的に成功できなかったのです。中国共産党が誕生してから、根本的な変化が起きました。中国共産党は人民を引率し、難苦奮闘し、多くの模索と実践を繰り返し、中国の特色ある社会主義の道を見つけ、中国の特色ある社会主義の道を確立しました。他の制度と比べて、わが国の制度は多くの面において著しい優位性があり、独特な特色と優位性を持った制度文明を体現しました。

 例えば、科学的で効率的な政策施行。中国の制度は、国民の全体的な利益と国の長期的な発展に着目し、科学的で即時的政策決定と、効率的で力強い成功が特徴となっています。

 また、広範で効率的な人民民主も優れた制度文明の表れです。中国は、人民代表大会制度、中国共産党が指導した多党協力・政治協商制度、民族地域自治制度及び基幹民衆の自治制度などの政治制度を実施しています。人民が選挙と投票を通じ、権力を行使することと、人民内部において広範で重層な「協商民主」を実施することが、中国社会主義民主政治の2つの重要な民主の形式です。

 習近平総書記は、全国人民代表大会成立60周年を祝う大会で行った談話で、一つの国の政治制度が民主的で、有効かを評価する基準を示しました。実践が立証しているように、中国の制度は大きな優位性と活力を持つと同時に、大きな柔軟性と潜在力があり、人類社会の制度文明を一層発展させ、充実させました。

中国の道のルートを探す~最も持続的で深層パワーが潜んでいる

 価値理念が発展の道の中核です。中国共産党が打ち出した富強・民主・文明・調和・自由・平等・公正・法治を唱導すると同時に、国を愛し、仕事を敬い、誠実・信頼、友好・善良の社会主義価値観を提唱していることは、どのような国家を建設し、どのような社会を構築し、どのような公民を育てるという問題に見事に応えるようになり、中国の道がモラル・価値レベルにおける集中的な表現といえます。この核心的価値観は、中国の優れた伝統文化の価値のコアを受け継いだもので、中国の特色ある社会主義の本質や発展要求、奮闘目標を具現し、13億の中国人の価値観にある共通部分です。

 この道において、文化の発展と繁栄という絢爛たる絵巻があります。伝統的な戯曲や民間芸能、民謡、小説、詩歌などの文化様式のほか、現代の映画やドラマ、ポップス、アニメ・漫画なども人気を博し、国民の文化生活がますます多彩になっています。「中国文化ブーム」が続く中、中国語を学び、中国の本を読み、中国の映画・ドラマを鑑賞し、中国の昔話を聞くことが、多くの国で流行し、中国文化の国際的影響力が大いに高まりました。

中国の道を評価~全国民の共同建設と利益共有を基準に

 中国国民は生活を愛し、夢を持ち、よりよい教育やより安定した仕事、より快適な住環境を望み、事業の成功と個人の実現を求めています。改革開放30年あまり、これらの素朴な夢は実現し、より高いレベルに向けてまい進しています。

 中国の道は、国民の選択と創造であり、党の指導下で地道に歩んで来たものです。この道の良し悪しについて、国民こそが最も発言権を持っているはずです。中国国民は、衣食住と交通などの持続的な改善や国家面貌の激変などから、中国の道の正確性を切実に体感し、心からこの道を擁護しています。

 現在、中国人は、国の全体的な状況と発展の見通しを楽観視し、満足を示しています。2013年、留学生の帰国人数は21世紀初頭の30倍となる35万人を超え、年増加率が32%以上となりました。このような留学生の「帰国ブーム」も、中国の魅力を具現化したもので、国の未来に対する自信を反映しています。中国の道に対する大勢の国民の強い自信こそ、この道を歩み続ける真の理由と底力と言えるでしょう。(ZHL、山下)

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