覚書によりますと、シルクロード文化センターは大唐西市グループの出資により建設されますが、ユネスコが行う展示や会議など文化交流活動の場所として使用されます。また、センターのコンセプトは、平和や持続可能な発展、多文化対話といったユネスコの方針を反映するものとし、ユネスコがプロジェクトの設計に参加し、指導を行うことになっています。また、センター完成後に、ユネスコはシルクロード沿線の国々に対し、文化芸術交流やフォーラムの開催などを支援するということです。

　ユネスコの責任者は、「古代シルクロードは各国の友好のシンボルでしたが、文化センターを新たに建設することにより、シルクロードに新しい文化を注ぎ込むことを期待している」と語りました。（閣 小山）旅行・文化へ