中国外務省の洪磊報道官は、10日の定例記者会見で「中国は、アメリカの議会・行政部門中国委員会が『2014年中国に関する年次報告書』においてを事実を歪曲して発表したことに対し、断固として反対する」と述べました。

　これは、「同報告書においては中国の人権や法治の現状について攻撃されているが、中国側としてはどう捉えているのか」という記者の質問に対して答えたものです。洪磊報道官は、また、「アメリカのこの機構が発表した報告書は、中国の内政に偏見を持っている。中国はこれに反対する。この委員会が中国とアメリカの関係を妨げたり、壊したりする発言と行動を直ちにやめるよう促している」と話しました。（任春生、小山）