アメリカの競売大手サザビーズが7日、香港で中国書画の2014年秋季オークションを開催しました。5時間余りの競売で330点が落札され、落札価格は合計4億6710万香港ドル(約65億3000万円)でした。そのうち、近代の書画家・張大千の作品「驚才絶艶」が6620万香港ドル(約9億2500万円)で落札され、今回の最高落札額となりました。
「驚才絶艶」は1953年の作品で、隋代末期の有名な女性・紅拂を題材に、唐代以前の石窟壁画の作風で仕上げられました。張大千が工筆画(東洋細密画)創作のピーク時期に描かれたものです。1956年にフランスのパリ近代美術館で開催された「張大千画展」でこの作品が展示されました。(藍、高橋敬)暮らし・経済へ
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