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 安保理、赤十字職員死亡の徹底調査を求める

2014-10-04 13:32:57     cri    

 ウクライナで赤十字国際委員会の職員が砲撃で死亡したことを受け、国連安保理は3日、非難声明を発表し、この事件の調査を求めています。また、同日、EUはこの事件に対し驚きと哀悼の意を表した上で、ウクライナの衝突の当事者に国際人道主義の尊重を呼びかけました。

 安保理の声明によりますと、ウクライナで2日、赤十字国際委員会の事務所近くに砲弾が落ち、スイス人職員1人が死亡しました。これを安保理は強く非難し、この職員の遺族や赤十字国際委員会、スイス政府にお見舞いの意を示し、事件の徹底調査を求めています。

 一方、ロシア外務省によりますと、アメリカ側の提案を受け、ロシアのラブロフ外相は3日、アメリカのケリー国務長官とウクライナ情勢について電話会談を行いました。ラブロフ外相は、ウクライナ東部で衝突している双方に対し、これまでに達成した停戦合意を順守し、重火器を撤去し、欧州安全保障協力機構による監視を受け入れなければならないと強調しました。また、砲撃により、一般市民と赤十字の職員に死傷者が出ているとして、民家への砲撃をただちに止めるよう求めました。(鵬、keiko)国際・交流へ

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