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キム総裁は当日、ワシントンのハワード大学で演説を行い、「社会の不平等は収入の不平等よりも注目されるべき課題である。エボラ出血熱の蔓延は、国際社会がアフリカ諸国と知識やインフラ設備を平等に共有していないことに起因する。エボラとの戦いは不平等との戦いでもある。中高所得国は疾病の治療、感染病のコントロールなどの知識とインフラを所持しているが、ギニア、リベリア、シエラレオネの低所得者層は長年来、これらの資源を手に入れるルートがなかった」と指摘しました。
世界銀行は、感染蔓延対策や経済の影響への対処、また現地の公共衛生システムの改善を図るため、これら3カ国に4億米ドルの援助を約束しています。
極度の貧困の撲滅と繁栄の共有が世界銀行の二大目標です。世界銀行は2030年までに、一日当たり平均1.25米ドル未満で暮らす貧困層が世界総人口に占める割合を3%以下に減らすと同時に、各国において所得の下位40%にある人口の所得拡大を促すとしています。(白昊、林)国際・交流へ
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