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　香港特別行政区の梁振英行政長官は28日、「特別行政区政府は『中環占拠』（中環に隣接する地区にある政府本部付近の幹線道路を占拠）という違法なやり方に断固として反対する。この行為は香港中心地区を大混乱に陥らせることを企んでおり、中央政府と特別行政区政府を脅かしているため、一般市民が意見を表す方法として適切ではない」と話しました。

　梁行政長官は同日、特別行政区政府が開いた記者会見で「行政区長官と行政区政府は市民の意見を誠実に受け入れており、市民の平和的、理性的で合法的な意思の表明を薦め、社会の異なる意見を尊重し、『中環占拠』の組織者と参加者の違法行為に断固として反対し、法律に基づいて処罰する」と明らかにしました。

　また、梁行政長官は「特別行政区政府は香港基本法と全国人民代表大会常務委員会の関連する決定に従い、2017年の行政長官選挙を実施する。行政区政府は近いうちに政治体制改革の第2回諮問を始める。社会各界は平和と法律を守りながら、理性的な討論を行う必要がある。2017年、香港における500万人の有権者が参加して、一人一票の方法で行政長官を選出することを初めて実現させる」と表しました。（殷、林）