中国の習近平国家主席は24日、孔子生誕2565周年国際学術シンポジウムおよび国際儒学連合会第5回大会で、各国と各民族の文明は、その多様性を維持し、互いに交流し、学び合うべきで、排斥したり、取って代わったりしてはならないと強調しました。

　習主席は「『調和的でありながら異なる』、これはあらゆる事物が発展するための規律である。万物はそれぞれ違い、それぞれの美しさがある。全てのものが同じようになったら、物事の発展や世界の進歩は止まってしまうのだ」と述べました。

　また、「それぞれの国と民族の文明は、その国と民族の土壌で生まれたもので、それぞれの特徴や長所、優位性を持っている。多様な人類文明はそれぞれ存在価値がある。自国の文明と異なる文明との差異を理性的に受け止めて、各国と各民族の文明の独自性を認識しなければならない。」と語りました。（Katsu、小山）