国慶節を迎えるため、天安門広場と長安街沿線に花壇の設置作業が進められています。関係筋によりますと、今年の国慶節の立体花壇の設計・設置作業には初めて3D プリント技術が取り入れられ、花壇コーディネートが一層イキイキとしています。
長年、国慶節における花壇設置作業に携わる花木有限公司の張蘭年理事長は「過去の花壇のサイズや花びらの設置作業はほとんど経験に基づいて大まかに計算したものだ。今年の立体花壇の設置作業は初めて3Dプリント技術を取り入れ、設計された3D 画像に基づき、花や葉っぱの位置を正確に計算するため、設置工事の効率を上げることができる」と紹介しました。
天安門広場では1986年から、国慶節に花壇を設置し始め、今年で28年目となります。今年の国慶節の期間中、天安門広場と長安街沿線には120種類、合計75万鉢の生け花が設置され、観光客を楽しませます。(hj 高橋敬)
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