中国の都市化建設の推進テストに関する座談会が16日、北京で開かれ、李克強首相が席上、テストの実施について全面的に指示しました。

　李首相は「中国経済は中高速の成長と中高レベルを維持するには、新しい都市化建設を力強く推し進めなければならない」と強調しました。

　李首相の改革方針によると、新しい政府が発足してから、1億人の農業戸籍を都市戸籍に転換させ、約1億人が住むバラック・エリアと都内村（スラム街）の改造を加速し、「渡り鳥人口」の大掛かりな流動を減らしてきたということです。

新しい都市化建設の総合テストは、省、市、県、鎮を含む62地域で展開され、中小都市が重点となっています。李首相は、テスト実施地域が都市化の先遣隊になるよう期待を寄せました。（ミン・イヒョウ　山下）