北京市対外文化交流協会の白傑副秘書長は開幕式で挨拶し、「中国とフランスの友好の使者として、北京を代表してこの2件の展覧会をフランスの友人に届けることができて非常にうれしい。『貝家花園』(中国の民国時期に北京で病院を開いた、フランス人軍医のビュシエール(中国語の名前は「貝熙業」)氏が当時住んでいた別荘)展では、ビュシエール氏の北京での生活を知ることができる。また、円明園は中国の皇室庭園芸術の代表であるだけでなく、北京を代表する標識の一つでもある」と述べました。
「貝家花園――あるフランス人医師の北京での生活」展では貝家花園を背景に、「医師」、「隣家」、「友達」という三つの部分からなり、数十枚の写真を通じてビュシエール氏が抗日戦争期間中に中国の反ファシズム事業を援助したことや、41年にわたる中国での生活が展示されています。この展覧会は9月16日まで続きます。
「円明重光――円明園文化展」では、3つのコーナーが設けられ、9月18日まで開催されます。この展覧会は2012年、2013年にそれぞれドイツのベルリン、ロシアのモスクワでも開かれたことがあり、北京市の対外文化交流のブランドとなっています。
この2つの展覧会はいずれも、中国・フランス国交樹立50周年を記念し行われているものです。(玉華、小山) 国際・交流へ
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