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 上半期、中国5大銀行不良債権が490億元増

2014-09-02 15:42:52     cri    

 中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行、交通銀行という5大銀行の2014年上半期の業績が9月1日までに発表されました。それによりますと、今年上半期の純利は5行合わせて5135億8400万元に達しましたが、純利の増加幅は以前よく達成していた20%よりやや下落し、中国工商銀行、交通銀行、中国建設銀行の増加幅は10%以下にとどまっているということです。このほか、5大銀行の上半期の不良債権総額と不良債権比率がいずれも上昇しているため、国民は懸念しています。

 2014年上半期の経営状況から見れば、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行の3行の純利は1000億元を超えています。5大銀行のうち、純利の増加幅がもっとも大きい銀行は農業銀行で12.65%に達した一方で、増加幅のもっとも小さいのは交通銀行で5.59%となっています。

 5大銀行の上半期の不良債権額は累計で4235億元に達しており、昨年より490億元増えました。不良債権率は昨年よりいずれも上昇し、増加幅はそれぞれ0.02ポイントから0.08ポイントの間にあります。

 中国銀行業監督管理委員会がこのほど発表したデータによりますと、2014年6月末までに中国の各商業銀行が抱えた不良債権の総額は6944億元で、年初より1024億元増えています。そして、商業銀行の不良債権率は1.08%に達し、年初より0.08ポイント上昇しています。また、中国で上場した16行の不良債権の総額は6月末時点で5580億元に達しています。そのうちの15行で不良債権総額と不良債権比率がともに上昇しています。(殷、小山)暮らし・経済へ

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