会員登録

 国連人種差別撤廃委員会、米の過度武力行使を懸念

2014-08-30 14:00:19     cri    

 国連人種差別撤廃委員会(CERD)は29日、アメリカの『あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約』の実施状況に関する定期報告を発表し、アメリカ警察官の過度の武力行使について強い懸念を表しました。

 この委員会は「アメリカにおける少数人種に対する差別は依然として存在している。就職、不動産売買、教育、医療サービス、刑事・司法システムなど各分野に存在する人種差別は無視できない」と指摘しました。

 アメリカ中西部のミズーリ州セントルイス郡ファーガソンで8月9日に、黒人の少年マイケル・ブラウンさん(18)が丸腰であるにもかかわらず警察官に射殺された事件は人種差別問題の厳しさを表しています。

 国連人種差別撤廃委員会は「アメリカ当局は警察官による過度の武力行使案件の一つ一つを効果的に調査し、張本人を起訴して、被害者とその家族に十分な賠償を確保する必要がある。適切でかつ全面的な措置を講じて、根底にある人種差別問題を解決し、悲劇の再演を防がなければならない」と強調しました。(殷、kokusei)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS